
このページの目次
- 解決事例-1:借地関係の解消と借地範囲の明確化
- 解決事例-2:借地の立ち退き料増額交渉
- 解決事例-3:大手コンビニ相手の建物賃貸借賃料増額で約20%増額に成功
- 解決事例-4:賃料増額請求を契機に、立退きを前提とする円満解決を実現
- 解決事例-5:賃料不払いに基づく明渡請求訴訟で明渡を早期に実現
- 解決事例-6:無断転貸を証明し建物明渡を実現
- 解決事例-7:ゴミ屋敷化した賃借物件の明渡を任意で実現
- 解決事例-8:老朽化・耐震不足による賃貸借契約解除・明渡請求
- 解決事例-9:中古住宅の雨漏りトラブルに基づく契約不適合責任の交渉解決
- 解決事例-10:オフィスビル賃貸における電気料金の請求ルール明確化
- 解決事例-11:土地購入後の通行権トラブル
- 解決事例-12:相続土地の共有物分割トラブル(入札方式による売却)
- 解決事例-13:借地契約における名義変更料・建て替え承諾料の紛争
解決事例-1:借地関係の解消と借地範囲の明確化
案件の概要
- 依頼者(地主)は都内で昔からの貸地を5件所有している高齢者。
- 将来の相続や資産運用を見据え、借地関係を整理・解消したいとの相談。
- 借地の範囲が不明確であり、境界や権利関係を明確にした上で売却・現金化を検討。
課題
- 地人との長年の関係があり、強硬な要求はトラブルに発展する可能性があった。
- 借地権の範囲が不明確なため、売却価格の算定や権利移転に支障が生じる可能性があった。
- 複数の借地案件を同時に進める必要があり、効率的かつ法的に安全な整理が求められた。
対応のポイント
- 借地人に対し一斉に底地権売却の要請書を送付し、交渉を開始。
- 提携する土地家屋調査士による測量を実施し、借地範囲や隣地との境界を明確化。
- 測量結果と権利関係を整理した上で、借地人との交渉に基づく売却条件を提示。
- 交渉を円滑に進めるため、法的根拠や資産整理の必要性を資料として整理・提示。
結果
- 3件の借地について借地人との売却交渉が成立。底地権を現金化することに成功。
- 借地範囲の測量・境界確定を経て、残る2件についても整理が容易となり、資産運用・相続準備に役立つ体制を整備。
- 長年の懸案事項を法的に安全かつ効率的に解消。
解決のポイント
- 土地家屋調査士との連携により、借地範囲と境界を正確に確定。
- 複数案件を同時進行で処理し、資産整理・相続準備のための迅速かつ確実な解決を実現。
解決事例-2:借地の立ち退き料増額交渉
案件の概要
- 依頼者(借地人・70歳代・女性・一人暮らし)は、借地上に自宅を建築して居住。
- 契約期間の終了を理由に、地主から土地(更地価格5,000万円)の明け渡しを請求された。
- 地主は立退料として300万円を提示していたが、依頼者は増額を希望。
課題
- 地主からの明け渡し請求に対して、依頼者の権利を最大限守りつつ、立ち退き料を増額させる必要があった。
- 依頼者の年齢や居住状況を考慮し、精神的・経済的負担を最小化する対応が求められた。
- 周辺土地の相場や契約状況を踏まえた交渉戦略が必要であった。
対応のポイント
- 内容証明郵便で、「明け渡し請求には正当な理由がない」と主張し、戦略的に明け渡し拒否の立場を明確化。
- 周辺土地の相場を調査し、過去の更新料の授受や地代が相場より高額である事実を整理して提示。
- 依頼者の年齢や生活状況を考慮し、心理的プレッシャーを与えることなく交渉を進める。
- 地主に対して増額提示を引き出すための根拠資料を準備。
結果
- 地主との交渉により、立退料を当初300万円から2,100万円に増額する条件で合意。
- 依頼者は土地を明け渡すと同時に、十分な立ち退き料を受け取り、経済的・心理的負担を最小化して解決。
解決のポイント
- 周辺土地の相場や契約履歴を精査し、立ち退き料増額の根拠を明確化。
- 内容証明郵便で依頼者の立場を戦略的に強化し、交渉を有利に展開。
- 訴訟に頼らず、交渉段階で資料と戦略を駆使することで、迅速かつ確実な増額解決を実現。
解決事例-3:大手コンビニ相手の建物賃貸借賃料増額で約20%増額に成功
案件の概要
- 賃貸人からの依頼で、賃料増額を求める案件相手方は大手コンビニエンスストアであるが、長期間にわたって賃料が増額されていない。
- 周辺の賃料相場と比較して30%ほど低い賃料にとどまっている。
課題
- 周辺相場からみて賃料が低いことは明らかであったが、大手企業との交渉で賃料増額は容易ではなく、過去の賃料水準や市場相場に基づく合理的な根拠が必要。
- 調停・訴訟では、不動産鑑定士の意見書の信用性が争われ、裁判所にその妥当性を納得してもらう必要があった。
対応のポイント
- 調停に先立ち、不動産鑑定士に意見書の作成を依頼した。その際に、対象物件の特殊性や希少性を十分に反映して査定をしてもらい、それを調停及び訴訟において裁判所に証拠提出した。
- 不動産鑑定士の意見書について、分析手法・根拠・適用範囲を詳細に説明し、信用性の高さを裁判所に理解してもらった。
- 賃料相場や建物使用状況、契約条件を丁寧に整理し、増額の合理性を論理的に主張。
- 大手企業相手でも通用する説得力ある資料作りと主張構成を実現。
結果
- 裁判所から意見書の信用性を認められ、和解によって賃料を約20%増額に成功。
解決のポイント
- 専門家の意見書を戦略的に活用し、裁判所の理解を得ることで成果を最大化。
- 大手企業相手でも、合理的根拠と丁寧な説明で交渉・訴訟を有利に導ける事例。
解決事例-4:賃料増額請求を契機に、立退きを前提とする円満解決を実現
案件の概要
- 依頼者(賃貸人)は、マンション1階の店舗部分を雑貨店に賃貸していた。
- しかし、周辺地域の再開発・高度開発の進展により、賃料相場が急騰。現行賃料が周辺相場と比較して著しく低い状態となっていた。
- 依頼者は、より高い賃料で借りてくれる候補者をすでに見つけていた。
課題
- 賃借人との関係を悪化させずに、賃料の見直しまたは明渡しを実現する必要があった。
- 賃料増額請求訴訟に発展した場合、解決まで長期化することにより、高い賃料で借りてくれる候補者が下りてしまう可能性があった。
対応のポイント
- 不動産鑑定書による相場分析を踏まえ、賃料増額請求を適正かつ客観的な根拠に基づいて実施。
- 依頼者がすでに高い賃料で借りる意思のある新たな賃借人候補を見つけていたため、賃料増額調停においては、増額の議論とともに、立退料の支払いを条件とする明渡案を提案。
- 賃借人と立退き条件(立退料・明渡時期・原状回復範囲など)について詳細に協議を行った。
結果
- 調停において、立退きを前提とする合意が成立。
- 依頼者は、円満な形で建物の明渡しを受けることができた。
- その後、依頼者は新たな賃借人に対し、従前より約40%高い賃料で再賃貸することに成功した。
解決のポイント
- 賃料増額請求を単なる金銭交渉にとどめず、他の賃借人候補者の存在を前提に、賃貸借契約の発展的解消も視野に入れて交渉することができた。
- 調停手続を通じて双方の利害を調整し、訴訟に至ることなく早期・円満な解決を実現した。
解決事例-5:賃料不払いに基づく明渡請求訴訟で明渡を早期に実現
案件の概要
- 賃借人による賃料滞納が6か月続いたため、賃貸人から依頼を受け対応。
- 適法に催告を行ったうえで契約を解除。
- 賃借人のこれまでの言動から、占有を第三者に移転するなどして妨害行為をするリスクがあった。また、任意退去に応じない可能性が高かった。
課題
- 滞納が長期化しており、早期に解決する必要性
- 単なる明け渡し請求では占有移転リスク及び強制執行が失敗するリスクがあった。
対応のポイント
- 訴訟提起前に占有移転禁止の仮処分を申し立てするとともに、並行して訴訟提起の準備をした。
- 訴訟においては、訴状段階で、滞納期間・催告・賃借人の言動を整理し、契約解除の正当性を明確化して主張し、審理が長期化しない工夫をした。
- 仮処分により占有移転の危険を排除し、明け渡し請求訴訟後の強制執行が円滑に進むように配慮した。
結果
- 占有移転禁止の仮処分が認められ、賃借人による占有移転リスクを事前に回避。
- 早期に明渡判決が得られ、強制執行による明け渡しを早期に実現(契約解除から80日間)。
解決のポイント
- 借人の言動からリスクを察知し、仮処分を戦略的に活用することで、強制執行まで円滑に遂行できた。
- 仮処分申し立て時に訴訟提起の準備を並行して行い、訴訟提起段階でも主張を詳細に行うことによって、早期の解決を実現。
解決事例-6:無断転貸を証明し建物明渡を実現
案件の概要
- 依頼者(賃貸人)は、飲食店営業を目的とする建物賃貸借契約を締結し、当初は賃借人がカレー店を経営。
- その後、店舗の業態が突然「唐揚げ店」に変更されたため不審に思い調査したところ、無断転貸が判明。
課題
- 無断転貸という重大な契約違反に対し、迅速かつ確実に契約解除と明渡を実現する必要があった。
- 無断転貸をどのように立証するかという問題があった。
対応のポイント
- 店舗の営業許可証や現地写真などの客観的資料を収集し、賃借人と転借人の関係及び実態を特定。
- さらに、近隣住民等から聞き込みを行って陳述書を作成し、無断転貸の事実を補強。
- 任意明渡しが得られない場合に備えて、明渡請求訴訟の準備を並行して実施。
結果
- 無断転貸の事実関係を明確に立証できたことから、訴訟において、契約解除が有効であることを早期に裁判官に印象付けることができた。
- 訴訟提起後の和解交渉において、一定の解決金を支払うことを条件に、早期の任意明渡の約束を取り付け、和解成立。
解決のポイント
- 営業許可証といった客観的な資料を活用し、無断転貸の事実を客観的に立証。
- 訴訟の長期化及び強制執行を避けるために、一定の解決金の支払いを提示し、早期かつ任意の明け渡しを実現。
解決事例-7:ゴミ屋敷化した賃借物件の明渡を任意で実現
案件の概要
- 依頼者(賃貸人)は、賃借人が室内に大量のゴミを堆積させ、悪臭を発生させているとの苦情を周辺住民から受けた。
- さらに、堆積したゴミが原因でネズミが大量発生し、建物内外に侵入するなど、衛生・環境面で深刻な影響が生じていた。
- 賃貸人は、複数回にわたり賃借人に改善を求めたが、状況は改善されず、契約関係の継続が困難な状態となっていた。
課題
- 悪臭や害獣被害により、近隣住民への影響が大きく、早期に明渡しを実現する必要があった。
- 賃借人の資力に乏しく、退去後の生活再建にも配慮しながら、任意での解決を図る必要があった。
対応のポイント
- 賃借人に対し複数回の注意・指導を行い、その経過を文書および写真等で記録化。
- ネズミの捕獲数や侵入状況を記録し、善管注意義務違反を客観的に立証できる証拠を確保。
- これらの証拠に基づき、内容証明郵便により契約解除通知を送付。
- その後の話し合いの中で、賃借人の生活状況を考慮し、自治体への生活保護申請を促し、退去後の居住支援につなげた。
結果
- 賃借人が生活保護の支援を受けながら円満に退去し、短期間で明渡しが完了。
- 強制執行によるトラブルや費用負担を回避できた。
- 明渡後は、清掃・消毒を実施し、建物を再利用可能な状態に回復。
解決のポイント
- 賃借人の違反行為を丁寧に記録・立証し、解除の正当性を確保。
- 生活再建支援(生活保護申請)を組み合わせることで、社会的配慮のある円満解決を実現。
- 訴訟に頼らず、交渉と調整により短期間で問題を解決し、依頼者の費用負担も軽減。
解決事例-8:老朽化・耐震不足による賃貸借契約解除・明渡請求
案件の概要
- 依頼者(賃貸人)は、賃借人として地下にスナックが入居しているビルを所有していた。
- ビルは築60年を経過しており、老朽化が著しく、旧耐震基準で建築されていたため耐震性が不足しており、早期に建て替える必要があった。
課題
- 賃借人の安全性確保の必要があり、災害リスクを早期に回避する必要があった。
- 耐震改修には多額の費用がかかることを立証し、契約解除の正当性を示す必要があった。
- 賃借人から高額な立退料請求があり、過大な支払いを避けながら解決する必要があった。
対応のポイント
- 耐震診断を取得し、建物の脆弱性を証明
- 耐震修繕の費用を立証するため、専門業者による修繕見積書を取得し、極めて高額であることを明確化。
- 賃借人の立退料請求に対して、スナックの売上状況を確認するため確定申告書などの資料を詳細に分析し、営業が赤字であることを証明。
結果
- 立退料は賃借人の主張額の約半額で合意し、訴訟上の和解により明渡しが完了。
- 建物の安全性確保が迅速に実現し、老朽化・耐震不足に伴うリスクを回避。
- 建て替えが早期に実現でき、耐震修繕を行うよりも、経済合理性の高い解決ができた。
解決のポイント
- 耐震不足・修繕費用を客観的に立証することで、契約解除・明渡請求の正当性を確保。
- 賃借人の事業状況を精査し、立退料交渉で減額を実現。
解決事例-9:中古住宅の雨漏りトラブルに基づく契約不適合責任の交渉解決
案件の概要
- 依頼者(買主)は一般消費者で、築20年の中古住宅を購入した。
- 購入後、雨漏りが頻発した。
- 売買契約には契約不適合責任(瑕疵担保責任)免責の特約が付されていたが、売主が雨漏りの事実を故意に隠していた疑いがあった。
課題
- 契約上は免責特約があるため、通常であれば売主に責任追及できない可能性があった。
- 売主が雨漏りの頻発を知っていたことを立証し、免責特約を無効化する必要があった。
- 依頼者の生活に支障を与えず、早期に修繕費用の回収を実現する必要があった。
対応のポイント
- 売主が前の売主から購入した際の売買契約書を入手・精査し、売主が雨漏りの頻発を知っていた事実を確認。
- その後の調査により、今回の売主も実際に雨漏りを経験していたことが判明。
- 契約不適合責任免責特約があっても、売主の故意による隠蔽があったことを交渉で明確化。
結果
- 売主との交渉により、修繕費用相当額の支払いしてもらった。
- 依頼者は住宅の修繕を速やかに行うことができ、日常生活に大きな支障を与えず解決。
- 売主の故意による告知義務違反を立証することで、免責特約を実質的に無効化し、責任追及が可能となった。
解決のポイント
- 契約不適合を故意に隠していたことを立証することは一般的には難しいが、売買の経緯を広く調査することによって、その証明に成功。
- 売主の故意による隠蔽を立証することで、契約不適合責任免責特約に対抗でき、 交渉段階で資料を提示し、訴訟に頼らず迅速かつ確実な解決を実現。
解決事例-10:オフィスビル賃貸における電気料金の請求ルール明確化
案件の概要
- 依頼者はオフィスビルの所有者(賃貸人)。
- 賃貸借契約に基づき、ビル全体の電気料金を一括で支払い、それにオーナー側の事務手数料を上乗せして、各テナントに対して使用量に応じた請求をしている。
- テナントから、将来請求額に関するトラブルや疑問が生じる可能性があるため、契約上のルールを明確化したい。
課題
- テナントは大家からの請求額を「実費分」と理解して支払う傾向があるが、実際には設備維持費や事務費用を上乗せして請求する場合がある。
- 上乗せが過剰であったり、明確な合意がないと、テナントから不信感を抱かれ法的トラブルを招く可能性がある。
- 裁判例では、変電設備維持費や請求事務に伴う合理的な費用の範囲で、実費の1.3倍程度の上乗せが認められる場合があるが、上乗せの妥当性は個別に判断される。
対応のポイント
- 賃貸借契約書を精査し、電気料金精算方法や請求額算定ルールを明確に規定する必要性を確認。
- 電気料金請求に関わる設備維持費や事務費用の算定根拠を整理。
- 過剰な請求とならないよう、契約条項として合理的な範囲の上乗せを明文化。
結果
- 賃貸借契約書の見直し作業の中で、電気料金の精算方法と上乗せ可能な範囲を明確に規定する条項を提案・導入。
- テナントにこの内容を説明し、テナントの納得を得て、覚書を締結。
- 大家として、設備維持費や事務費用を合理的に回収できる体制を整備。
解決のポイント
- 契約書上で不明確であった電気料金の算定方法を覚書にて明文化することで、請求額に関する争いを回避。
- 設備維持費や事務費用を合理的に精算できるルールを明示し、テナントとの信頼関係を維持。
- 裁判例等を参考に合理的な上乗せ範囲を示すことで、法的リスクを最小化。
解決事例-11:土地購入後の通行権トラブル
案件の概要
- 依頼者は土地を購入した個人。購入した土地は公道に面しておらず、出入口として利用する通路は他人所有。
- 土地所有者から通行を拒絶され、土地利用に支障があった。
- 依頼者の土地の利用価値を維持するため、通行権の確保が課題となった。
課題
- 公道に面していない土地のため、通行権が明確でない。
- 他人所有の通路を無断で使用すると法的トラブルに発展するリスク。
- 将来的な土地利用や売却の際に、通行権の不明確さが障害になる可能性。
対応のポイント
- 以下のような根拠により、黙示の通行地役権の成立を主張
・通路状に土地が整備されていること
・依頼者の前所有者も長期間通行していたこと
・通路所有者がこれまでは通行に異議を一切述べていなかったこと - 囲繞地通行権の主張も併せ、訴訟を提起。
結果
- 訴訟において、通路所有者との間で和解が成立。
- 依頼者が通路整備費用を支払うとともに、毎年通行料を支払うことで通行権を確保。
- 通行地役権の登記を行い、法的に権利を明確化。
- 依頼者は安心して土地を利用・活用できる状態を確保。
解決のポイント
- 法的根拠に基づく主張で、曖昧だった通行権を明確化。
- 和解により費用負担と通行料の条件で依頼者の土地利用を合法的に確保。
- 登記によって第三者にも権利を対抗でき、将来のトラブルを防止。
解決事例-12:相続土地の共有物分割トラブル(入札方式による売却)
案件の概要
- 父死亡による相続により母・長男・次男で広大な土地を共有。
- 母が高齢者施設に入居するため、土地を売却して資金を確保する必要があった。
- 次男が売却に応じず、母・長男の希望と意見が対立していた。
課題
- 共有者間で意見が対立しており、土地の売却や資金確保が進まない。
- 売却価格を最大化する方法を検討する必要があった。
- 話し合いによる解決が困難なため、法的手段を検討する状況。
対応のポイント
- 母及び長男の代理人として、次男に対して共有物分割訴訟を提起。
- 訴訟の中で和解を成立させ、共同で土地を売却する方針を決定。
- 売却価格の最大化のため、入札方式を採用:
・双方で不動産業者を依頼
・双方で買主候補者を探し、双方で合意した一定条件のもとで入札を実施
・最高価格を付けた買主に土地を売却
結果
- 和解により、共有者間の対立を解消して土地を共同で売却可能に。
- 入札方式により、早期かつ高額で土地を売却することに成功。
- 母の高齢者施設入居資金を確保でき、依頼者の資金ニーズに対応。
解決のポイント
- 共有物分割訴訟と和解によって、共有者間の意見対立を法的に解消。
- 入札方式を導入することで、売却価格の最大化と迅速な換価を実現。
- 依頼者(母)の生活資金確保と安心を同時に実現した事例。
解決事例-13:借地契約における名義変更料・建て替え承諾料の紛争
案件の概要
- 依頼者は地主。借地人が借地を戸建て業者に売却希望。
- 戸建て業者は、借地権を分割して2つの建物を建築し、エンドユーザーに販売することを希望。
- 名義変更料や建替承諾料をめぐり、借地人・戸建て業者・地主の間で意見が対立。
課題
- 借地権の名義変更料や建替承諾料の金額について借地非訟になった場合の相場を確認する必要があった。
- やや複雑な取引であったため、地主・借地人・戸建て業者の利害を調整し、円満に解決する必要があった。
- エンドユーザーが地代を支払える資力があるかの確認が必要。
対応のポイント
- 関係者間で交渉を行い、裁判所の相場を参考に合理的な条件を検討。
- 借地人・戸建て業者の利害を調整し、地主の権利と利益を確保。名義変更料・建替承諾料だけでなく、地代の適正化についても配慮。
- 戸建て業者がエンドユーザーに売却する際には、確定申告書や源泉徴収票の提示により、地代支払い能力の審査を実施。
結果
- 和解により以下の条件で合意:
・借地権価格の名義変更料:借地人が支払う場合10%
・戸建て業者がエンドユーザーに売却する場合の名義変更料:借地権価格の5%
・地代を10%増額
・建て替え承諾料:借地権価格の5% - エンドユーザーの資力確認により、地代滞納リスクを回避。
解決のポイント
- 裁判所の相場を参考にしつつ、当事者間で柔軟な交渉により合意形成。
- エンドユーザーの資力確認を行い、地代滞納リスクを最小化。
- 地主・借地人・戸建て業者の利害を調整し、地主は適正な名義変更料・建て替え承諾料を取得したほか、地代増額にも成功した。
不動産にまつわる多種多様なトラブル、当事務所が解決へと導きます。
本ページでご紹介した事例以外にも、状況に応じた最適な解決策をご提案可能です。 小さな懸念が大きな紛争に発展する前に、まずは当事務所へご相談ください。

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